漫画「岡崎に捧ぐ」
大好きな漫画をご紹介。
第一弾は、
「岡崎に捧ぐ」。
90年代を舞台にした、ゲーム好きな女の子二人の回顧録。
二人の日常のおもしろい話を中心に、一話完結で展開していくのだが、
全5巻を通して、小学校、中学校、高校生、専門学校、社会人と二人が成長していく姿が描かれる。
前半はふざけた話が多いが、後半に進むにつれてなぜか切ない気持ちになってくる。
なんでも楽しかった小学生時代からいつの間にか大人になってしまうのが、ごく自然に、だけどジワジワと描かれてるからだろう。
真綿で心を締められるような気持ちになる。
笑いがベースの漫画なのに。
この時代のゲームカルチャーが好きな人にもオススメ。
あと、表紙や扉絵も素晴らしい。
コミカルなキャラクターなのに背景の街並みがリアル。
漫画家の山本さほ氏はほんとうに絵がうまい。
では、また明日。