アカデミー賞国際長編映画賞「ドライブ・マイ・カー」濱口竜介監督
濱口竜介監督が映画「ドライブ・マイ・カー」で米アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した。
私は2018年に濱口監督の「寝ても覚めても」という映画を鑑賞し、たいへん衝撃を受け、何度か映画館に足を運んだ経験がある。
そしてテアトル新宿で行われた濱口監督に直接質問できるティーチイベントに幸運にも参加できた。
わずかな時間ではあったが直接話ができたことはとても貴重な時間であった。
私「大変、衝撃を受けました」
濱口監督「おっ、ありがとうございます」
私「ぜひ、もっとたくさん映画を撮ってください」
濱口監督「あ、はい。がんばります。」
みたいな会話だった。
穏やかで、伏し目がちでシャイな方だという印象だった。
また、ミーハーながらサインもいただけた。
主演女優の唐田えりかさんとも少しだけ話しができた。
芸能人は生で見ると案外ふつうな人が多かったりするが、唐田えりかさんはとてつもない透明感を放っていた。
濱口監督に書いてもらったサインが横書きだったのに対して、
「わたし縦書きしか書けないんです」
と申し訳なさそうに言っていたのが印象に残っている。
とても素晴らしい女優なのでスキャンダルを乗り越えてぜひ復活していただきたい。
とにもかくにも当時から映画界の秘蔵っ子としてただならぬポテンシャルを秘めていた濱口監督は、気がつけばたった3~4年の間でベルリン、カンヌ、ハリウッドと映画人の最高峰まで駆け上がってしまったのであった。
ファンとして本当に嬉しい
また、明日。