「餃子の王将」の味と音
「餃子の王将」の調理の音は食欲を誘う。
特にチャーハンを炒めるときに鍋とお玉がカチャカチャ鳴る音がたまらない。
音の心地よさとその店の味のクオリティは比例していると思っている。
熟練の王将職人のおっちゃんのそれは必要な回数・必要な音量で一定のリズムでこの音を刻む。
見た目は美しく、中までしっかり熱が閉じ込められたチャーハンが出てくるわけだ。
だけどまだまだなんちゃっての料理人がいるお店もあって、そういう人は無駄にガチャガチャ音を鳴らしてうるさい。
米粒も飛びまくっている。
所作の美しさが足りない。
所作を楽しむという点でバーテンダーと似ているのかもしれない。
ちなみに私がこれまで行ったことのある餃子の王将で一番おいしいとおもったお店は、
「餃子の王将 七条烏丸店」だ。
今でもたまにあの味に出会った日のことを思い出す。
それでは、また明日。